西オーストラリア州の公立学校で、スマートグラスの持ち込みや保管、使用を認めない方針が打ち出されたと報じられています。対象は州内の公立学校全体で、教室内だけでなく学校生活全般での扱いが厳しくなる見通しです。
今回の動きは、カメラや録音機能、通信機能を備えた機器が学校現場に入ることで、生徒や教職員のプライバシー、授業への集中、校内の安全管理に影響が出るおそれがあるとして進められているものです。スマートグラスは見た目が通常の眼鏡に近い製品もあり、周囲が撮影や録音に気づきにくい点が課題として受け止められているようです。
単独ソースの報道によると、州教育当局はスマートグラスについて、学校に置いておくこと自体も認めない方向を示しています。すでに多くの学校ではスマートフォンやスマートウォッチの扱いに一定のルールがありますが、今回の措置は、より新しいウェアラブル機器にまで対象を広げる動きとして注目されます。
パースで子育てをしている日本人家庭にとっては、通学前の持ち物確認がこれまで以上に大切になりそうです。日本から来たばかりの家庭や、これから留学・移住を予定している家庭の中には、翻訳補助、写真撮影、ハンズフリー通話などの目的でスマートグラスを便利な機器と考える人もいるかもしれません。ただ、学校では一般的な便利さよりも、他の生徒への影響や学校全体のルールが優先されます。
特に、現地校に通う子どもが新しいデジタル機器を使っている場合は、それが「眼鏡型端末」にあたるのかを事前に確認しておくと安心です。製品によっては度付きレンズに対応していて、外見だけでは通常の眼鏡との違いが分かりにくいこともあります。視力補助のための通常の眼鏡まで禁止されるわけではないとみられますが、撮影・録音・通信などの機能があるかどうかが判断のポイントになりそうです。
また、医療や特別な支援の必要性があるケースでは、学校側との事前相談が重要になります。補助機器として使っている端末がある場合は、自己判断で持たせるのではなく、担任や学校事務、必要であれば教育省の案内を確認しておくほうがよいでしょう。学校ごとに周知の方法や運用開始時期が異なる可能性もあるため、配布される連絡文書や学校アプリの通知を見落とさないことも大切です。
パース周辺の公立校は、学年や学校文化によってデジタル機器への対応がかなり異なります。今回の方針は、保護者にとっては「何を持って行ってよいか」を改めて整理するきっかけになりそうです。新学期や入学準備のタイミングでは、ノートパソコンやタブレットの指定だけでなく、ウェアラブル機器も校則の対象になることを意識しておくとよさそうです。
現時点では単独ソースによる報道段階のため、実際の施行時期や細かな例外規定、現場での対応方法については今後の正式な案内を確認する必要があります。保護者としては、子どもが興味本位で持参しないよう家庭内で話し合い、学校からの最新情報に合わせて対応するのが現実的です。
※WA公立校でスマート眼鏡禁止へは、現時点で確認できる1件の情報源をもとに整理しています。続報や公式発表で内容が変わる場合があります。