学生生活 パースで楽しく充実した学生生活を過ごす為の情報です。
一般的な暮らしの情報は「パース暮らしの便利帖」も参照にして下さい。
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■ 交通機関
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 住まいについて
パースに滞在する際に一番最初に決めなければならない事は何処に住むかと言う事でしょう。
渡航前に決めてなければ当面、バックパッカー宿などに1−2週間滞在して、
通学する語学学校のカウンセラーや留学エージェントに相談するのが一般的でしょう。

滞在方法としては、ホームステイ、シェアルーム、個人でフラットを借りる、などが有ります。
其々一長一短ありますが各人の予算ライフスタイルに合わせて選択されとよいでしょう。


● ホームステ−

留学やパースが始めての留学生はホームステーを利用する方が多いようです。
現地の英語、文化、習慣に慣れるには一般家庭に滞在するのが
いろいろな経験を学べて良い方法だと思います。
ただ、最近のホームステ−受け入れ先は完全なボランティアの所は少なく
料金を取るところが大部分ですが、中にはファミリー全員で留学生を
自分の家族のように扱ってくれる所も珍しくありません。

ホームステ−中はお客様気分でなく、その家のルールに従って
家族の一員になったつもりで協調して住む事が望まれます。

個別の注意事項は以下のとおり

★ 食事
通常は平日朝夕2食、土日、休日は朝、昼、夕食を用意してくれますが
家庭により頻度や時間は異なりますので事前に確認してください。
夕食でもお米のご飯を出す所は通常は有りません。
朝はパンやシリアル、果物、牛乳だけと言う所も少なくありません。

自分の食べられないもの、アレルギーのものは事前に話してください。
外食の際にも事前にホストファミリーにその旨伝えてください。
夕食は一般的にホストファミリーと一緒に取る場合が多いので
食事のマナーは気をつけて楽しく会話を愉しみましょう。
食後は後片付けなどをお手伝いすると貴方の株は上がるでしょう。


★ 掃除
ホストファミリーの中には各部屋を全て掃除してくれる場合も有りますが、
基本的には自分の部屋は自分で週1回ぐらいのペースで掃除をして
いつも整理整頓を心掛けましょう。 
掃除機を借りて使うときには事前に一言声をかけたほうが良いでしょう。

★ 洗濯
ホームステイ先によりホストファミリーが一緒に洗濯してくれる場合もありますし、
自分でするように言われる場合もありますので入居時に確認しましょう。

★ 家具、電化製品
ホストファミリーの家具、電化製品は自分の部屋にある物も含め大事に扱いましょう。
電化製品など使い方が分からない物はきちんと教わって許可を取ってから使いましょう。

オーストラリアの家庭では普通は日中には照明をつけないところが多いです。
オーストラリア人は一般的に無駄な電気を使うのを嫌う倹約家が多いようです。
夜、就寝の際には必ず照明を消し、部屋を出るときは電気製品の
スイッチが消えているか確認しましょう。


★ 入浴・シャワー
オーストラリアの一般家庭では温水はボイラー専用タンクに水を貯めて
電気またはガスで沸かしている為、各家庭のタンクの大きさにもよりますが
温水の保存量には限りがあります。
通常、長時間温水を出し続けていると尽きてしまいます。

一人一人が短時間のうちに髪や身体を洗うよう心掛ける必要があります。
又日本のように湯船にお湯をため浸かる習慣は少ないようです。
空気が乾燥してますのでシャワーで汗を流す程度で十分だと思います。

★ 喫煙
オーストラリアの家庭は室内禁煙が多く喫煙する際は、喫煙OKの場所を聞きましょう。
空気が乾燥しているので、火の始末は十分注意が必要で吸殻もきちんと処理しましょう。


★ 電話
ホストファミリー宅に固定電話が有り使っても良いと言われた場合でも
着信は何時までOKか確認して掛けてくる可能性のある相手にその旨を伝えましょう。
日本などへ国際電話を掛ける掛ける場合はプリペイドのカードを使えば
ホストファミリーの電話代負担は市内通話料だけになります。
市内通話料はホストファミリーに聞いてその都度払えばよいでしょう。
普通は1通話25セント−40セント位でしょう。
携帯電話はレンタル、購入できますが種類やシステムが多様ですので
詳しい方に相談するなり留学エージェントに紹介してもらうと良いでしょう。

★ 外出
当地の滞在に慣れて来て外出する機会も増えてくると思います。
外出の際には予定が分かり次第、事前に外出先や帰宅時間をホストファミリーに伝えて
門限のある無しに拘わらず帰宅が遅くなるようなら必ず電話を入れましょう。

★ 貴重品・現金
オーストラリアは空き巣が多いので、外出する時は貴重品は人目につくような所には置かず
必ず鍵のかかるスーツケースなどに保管してください。
多額の現金は自宅に保管したり持ち歩かず銀行に預けて日常使う分だけ所持してください。
ホストファミリとのお金の貸し借りはトラブルの原因になりますので極力避けましょう。

★ ハウスルール
オーストラリアは多民族国家ですのでホストファミリーは英国系、イタリア系、アジア系と
各人種、民族の家がありその家独特のハウスルールがあります。
又子供さんの居る家もあり、その躾方法は日本とは違う場合も有って
戸惑う事もあると思いますが、その家のルールを尊重し口を出さないのが賢明でしょう。



● シェアルーム

パースの生活に段々慣れてくると、ホームステ−から気分を変えたり
もっと自由な生活をしたいとシェアルームをはじめる人は少なくありません。
オーストラリアでは一軒家やアパート・フラットの一部屋を間借りし、
キッチン、リビング、トイレなどを共同で使うシェアルームは
現地の学生などにも人気のある方法です。

共同生活により家賃が節約出来るだけでなく、現地の学生と共同生活をすれば
語学力の向上にも役立ちます。
オーストラリアの若者は高校卒業した後でも親元を離れて一人暮らしや
シェアルームに住む人も多いようです。
留学エージェントの掲示板でもシェアメイトを募集しています。
国籍や男女の区別はなく、気が合いそうかどうか、
ルールを守って生活をするかどうかでシェアメイトを決めれば良いでしょう。


★ シェアルームを借りる際の注意事項

まず、周囲の友人の口コミ情報、地元の新聞のシェアルーム広告、
エージェントの掲示板などで条件に合うたシェアを探します。
家を見に行く前に電話で日にちや時間を相手方と打ち合わせ、家の周囲の治安、
駅やバス停等の交通機関をチェックしましょう。
借りると決めたら手付金(Deposit)として1−2週間分を払いましょう。
その際は契約条件を相手と確認し必ず領収書を受け取ってください。 

シェアルームには通常主契約者が通常4週間分の家賃を
BOND(敷金)として不動産屋に預けてあります。
シェアルームする際はこのボンドの何割かを負担させられる場合も
ありますので、条件をよく確認してください。

シェアルームを契約する際に確認しなくては行けない費用は、
家賃以外に全員で負担するガス、電気などの公共料金やトイレットペーパー、
石鹸、洗剤などの日用品代などです。
個人個人の負担分について事前によく確認した方がよいでしょう。
 
入り口の鍵の管理、共有部分の掃除、風呂の順番、食材の管理など
共同生活で不協和音が出ないよう入居時に
細かく打ち合わせを励行された方がよいでしょう。