シドニー東部ランドウィックのプリンス・オブ・ウェールズ病院で、入院患者どうしの深刻な事件が起きたと複数の現地メディアが報じています。報道によると、10月14日夜、病院内で3人の患者に可燃性の液体のようなものがかけられ、このうち1人が火を付けられて負傷しました。警察は48歳の男を逮捕し、殺人未遂などの容疑で訴追したとしています。
今回の件で負傷した患者のうち、少なくとも1人はやけどの治療を受けていると伝えられています。ほかの2人についても液体をかけられたとされ、当時の病棟内は大きな混乱になったとみられます。現地報道では、被害を受けた患者の証言として、最初は水をかけられたのかと思ったという趣旨も紹介されています。
事件が起きたのは14日夜で、その後15日にかけて容疑者の訴追や被害状況の詳細が続報として伝えられました。警察は院内で何が起きたのか、患者どうしに面識があったのか、液体がどのように持ち込まれたのかなどを調べているとみられます。病院側の通常診療への影響は限定的とみられますが、現場周辺では一時的に警察対応が続いたようです。
オーストラリアの大規模病院では、救急、急性期、精神科、長期療養などさまざまな患者が同じ施設内で治療を受けていることがあります。そのため、病院内で警察案件が発生すると、一般外来や見舞いの動線に影響が出る場合があります。今回の事件はパースで起きたものではありませんが、豪州で医療機関を利用する日本人にとっても、病院では手荷物検査や立ち入り制限、警備強化が急に行われることがあると知っておくと安心です。
パース在住者やこれから渡豪する方にとって、今回のニュースから大切なのは、豪州の病院が原則として安全管理を重視している一方、重大事案が起きた際には一部エリアの封鎖や面会制限が即時に実施されることがある点です。もし入院中の家族や知人と連絡が取りづらい場合でも、まずは病院の公式案内や州警察の発表を確認し、現地スタッフの指示に従うことが重要です。
この件は刑事事件として扱われており、今後の捜査や裁判の過程で事実関係がさらに明らかになる見通しです。現時点では報道ベースの情報も含まれるため、詳細は今後更新される可能性があります。
参考元
- 参考元1: https://www.abc.net.au/news/2026-10-14/patient-allegedly-set-on-fire-sydneys-prince-of-wales-hospital/107267510
- 参考元2: https://www.theguardian.com/australia-news/2026/oct/15/sydney-hospital-patient-charged-attempted-murder-royal-prince-of-wales-ntwnfb
- 参考元3: https://www.abc.net.au/news/2026-10-15/prince-of-wales-hospital-man-set-alight/107270258