オーストラリア東部ニューサウスウェールズ州で19日朝、小規模な地震が2回観測されたと報じられています。報道によると、1回はオレンジ周辺で早朝に発生し、もう1回はその数時間前にウィルカニア近くで起きたとされています。規模はいずれも大きくはなく、現時点では大きな被害が広がったという情報は見当たりません。
今回伝えられている内容では、オレンジ近くの揺れは複数の住民が体感した一方、ウィルカニア周辺では体感報告は限られていたようです。オーストラリアでは日本ほど地震の発生頻度が高い印象はありませんが、各地で小規模な揺れが観測されることは珍しくありません。特に東部や内陸部でも、規模の小さい地震が断続的に記録されることがあります。
日本からパースへ移住した人や、これからオーストラリア生活を始める人の中には、「オーストラリアは地震がない国」というイメージを持つ人もいるかもしれません。ただ、実際には完全にゼロではなく、州によっては時折揺れが確認されます。今回のような小規模地震は、建物被害や広域の交通混乱につながらないケースが多い一方、早朝の揺れでは驚いて目を覚ます人が出ることもあります。
パースのある西オーストラリア州でも、地域によっては過去に地震が観測されています。頻度や規模は日本と大きく異なるものの、「オーストラリアだから備えが不要」とまでは言い切れません。住まいで背の高い家具の固定を確認する、懐中電灯やモバイルバッテリーを手元に置く、家族や同居人と連絡方法を決めておくといった基本的な備えは、どの州でも役立ちます。
また、旅行や出張で東部州へ行く予定がある人は、現地の緊急情報アプリや州政府の防災案内を確認しておくと安心です。今回の地震そのものは小規模とみられていますが、オーストラリアでも自然災害の情報は洪水、山火事、熱波などを含めて州ごとに発信方法が異なります。土地勘のない地域では、どこで最新情報を確認するかを事前に把握しておくことが生活上の安心につながります。
現時点で伝えられている範囲では、今回の2回の地震はいずれも限定的な揺れだったとみられます。今後、現地当局や地球科学機関から追加情報が出れば、震源の深さや周辺地域への影響がより詳しく明らかになる可能性があります。
※NSWで小規模地震2回は、現時点で確認できる1件の情報源をもとに整理しています。続報や公式発表で内容が変わる場合があります。