オーストラリアで高病原性鳥インフルエンザH5N1への警戒が続いています。8月1日の報道では、ビクトリア州南西部で新たに6件の感染疑いが見つかり、国内で確認・疑いを含む件数はさらに増えたと報じられています。あわせて、南オーストラリア州沖の島では海鳥が多数死んだり弱ったりして見つかり、当局がH5系ウイルスとの関連を調べているということです。

今回の更新内容として注目されるのは、家きん関連の感染疑いがビクトリア州で広がっている点と、野鳥でも異常な大量死が調査対象になっている点です。現時点では、南オーストラリア州の海鳥の事案が同じウイルスによるものかは検査中とされており、確定情報と調査中の情報は分けて受け止める必要があります。単独ソースのため、今後の州政府発表や連邦当局の更新で数字や評価が変わる可能性があります。

パース在住者にとって直接の発生地は西オーストラリア州ではありませんが、豪州国内の州をまたいで家きん産業や野生動物の監視が強まると、卵や鶏肉の流通、農場への立ち入りルール、空港や港での持ち込み規制などに影響が出ることがあります。特に農場勤務、獣医・動物関連、野鳥保護、清掃作業などで鳥類に接する人は、勤務先や州当局の案内を確認しておくと安心です。

日常生活では、むやみに弱った鳥や死骸に触れないことが基本です。海辺や公園、河川敷などで異常に多くの鳥が死んでいる、同じ場所で複数の鳥がぐったりしている、といった状況を見かけた場合は、自分で回収せず、自治体や州の関係窓口に連絡する対応が勧められます。子ども連れで公園やビーチに行く家庭は、鳥に近づかないよう声をかけ、ペットの犬にも死骸を触らせないよう注意したいところです。

また、日本から来たばかりの人や一時帰国後に戻ってきた人は、食品や動物由来製品の持ち込みルールが気になるかもしれません。今回の報道はすぐに一般市民の行動制限がかかる内容ではありませんが、検疫やバイオセキュリティに関する案内は状況に応じて厳格化されることがあります。空港での申告や農場訪問歴の申告など、普段どおり正確に対応することが大切です。

現時点で大切なのは、過度に不安になるより、確定した情報を見分けながら基本的な接触回避を徹底することです。今後、検査結果や追加の州政府発表が出れば、家きん業界への影響や一般生活での注意点もより具体的になりそうです。パース周辺で生活する私たちにとっても、野鳥との距離の取り方や旅行・仕事先での衛生対策を見直すきっかけになりそうです。

※豪州で鳥インフル監視強化は、現時点で確認できる1件の情報源をもとに整理しています。続報や公式発表で内容が変わる場合があります。

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