新婚旅行の豪人女性、フィジーで病名不明の死亡

    チフスと診断され、死後検視解剖で敗血症と判明  10月6日、シドニー出身の看護師女性が新婚旅行先のフィジーで死亡した。女性は具合が悪くなり、初めはウイルス性の胃腸炎と自己診断していたが悪化したため、10月4日に病院に入院、チフスが疑われていたが、血液検査の結果、チフスは否定された。その後、心拍停止を起こし、死亡した。検視解剖で敗血症と判定された。敗血症は感染症の一種で日本でも年間1万人以上の患者が...

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    10年前にメルボルンで始まった運動にノーベル平和賞

    現在は101か国の反核兵器468団体が加盟  2017年ノーベル文学賞にはイギリス人のカズオ・イシグロ氏が選ばれ、話題になっているが、平和賞は、2007年にメルボルンで始まり、同年にオーストリアのウィーンで正式発足、現在はスイスのジュネーブに本部を置く、核兵器廃絶を目指す非政府団体、核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)に贈られた。  ABC放送(電子版)が伝えた。  ICANは現在101か国の4...

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    ラスベガス大量殺人犯の元ガールフレンド、米に帰国

    フィリピン系のオーストラリア女性、事件には無関係  ネバダ州ラスベガスで改造小銃を乱射し、59人の死者と500人を超える負傷者を出した米近代史上最悪の大量殺人事件の犯人、スティーブン・パドック(64)は、犯行現場のマンダレイ・ベイ・ホテル宿泊などにマリロウ・ダンリー名義を使っていたため、警察では事件直後にこの女性の行方を追っていたが、間もなく、マリロウ・ダンリーさん(62)はパドックのガールフレン...

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    米豪難民交換協定の第一陣がようやくアメリカに

    「オーストラリアのことなどもう聞きたくもない」元収容者  パプア・ニューギニアのマヌス島難民収容所に収容されていた難民認定者の22人が、バラク・オバマ米大統領期の米豪難民交換協定に基づいてアメリカ移住の途についた。  シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。  ドナルド・トランプ米大統領は、就任直後にマルコム・タンブル豪首相との電話会談でこの協定の存在を知るとひどい立腹ぶりで1時間の会...

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    バリ島の火山鳴動続き、住民に避難勧告続く

    豪外務省は渡航予定者に警戒を呼びかけ  インドネシア・バリ島のアグン山の地下活動が活発化しており、地元民はすでに24万人が周辺地域から避難している。また、9月22日には最高のレベル4警報に引き上げられ、災害をもたらす噴火が迫っているとしている。火山から9km圏内にいる者は12kmの線より外に出るようにとの呼びかけも出ている。  インドネシアは、「噴火しても火山の近辺でない限り危険はない。バリ島観光...

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    レベル・ウィルソン、名誉毀損で豪女性雑誌に勝訴

    「中傷記事で仕事失った」認められ、450万ドル  ハリウッド女優のレベル・ウィルソンさんは、オーストラリアの女性雑誌の出版社を相手取って名誉毀損の訴訟を起こしていたが、裁判所はウィルソンさんの言い分を認め、ウィルソンさんの要求していた700万ドルを減額、450万ドルの支払いを出版社に命じた。ウィルソンさんは、賠償金をチャリティまたは社会的な目的に寄贈するとの発言をしている。  ABC放送(電子版)...

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    豪軍、フィリピン南部のイスラム過激派対策に

    フィリピン軍の訓練のみで戦闘には加わらず  オーストラリア政府は、フィリピン南部の島でイスラム国に影響を受けたイスラム過激派と戦うフィリピン軍の訓練のため、豪軍の小チームを派遣する考えを発表した。  ABC放送(電子版)が伝えた。  豪軍小チームはフィリピン国内の軍基地に駐在し、訓練のみを担当することになる。また、豪軍は、イスラム過激派との戦闘が起きているマラウィにオライオン偵察機2機を供与してい...

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    「州に新幹線建設を」とベレジクリアンNSW州首相

    長年何度も現れては消えた州都間高速鉄道案  東京を訪れているグラディス・ベレジクリアンNSW州首相は、「NSW州にも新幹線を実現したい」と語った。同州首相はこれまで高速鉄道には懐疑的だった。  また、ブリスベンからメルボルンまでの3州都と1準州を結ぶ高速鉄道の構想は何度も浮かび、予備調査が行われるとそのまま立ち消えになるということが繰り返されてきた。  シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が...

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    「フレデリク王太子がバー入店拒否された事実なし」

    QLD州警察長官がメディアの既報に否定の声明  8月18日夜、デンマークのフレデリク王太子がブリスベンのバーで身分証明書を提示できなかったために入店を拒否されたという話がメディアで大々的に流されていたが、イアン・スチュワートQLD州警察長官が、「そのような報道は正しくない」と訂正の発言を行ったことが22日のABC放送(電子版)で伝えられている。  フレデリク王太子はTAS州出身のメアリー王太子妃と...

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    「北朝鮮との戦争の前に議会に相談するように」

    元豪陸軍参謀総長がタンブル首相に異例の発言  北朝鮮の金正恩政権がミサイル発射実験を繰り返しつつ、政権からアメリカなどに向けて威嚇の言葉が発せられている。これまでの米政権では、北朝鮮政権に対して冷静を呼びかけていたが、ドナルド・トランプ米大統領は売り言葉に買い言葉で強硬発言を繰り返し、北朝鮮を取り巻く諸国はこれまでにない緊張感が漂っている。北朝鮮、アメリカの両首脳の言葉のエスカレートに対して、中国...

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