退職者移住

  1. 「老後をパースで暮しに向くタイプ」
  2. 「オーストラリアの退職者ビザについて」

1.「老後をパースで暮しに向くタイプ」

タイプというと曖昧な表現ですが、当地に住むのに適した生活習慣、
性格、気質、能力、趣味嗜好、好き嫌いなどを意味してます。

このタイプに自分が当てはまらないので海外暮しは駄目、という訳では有りません。
しかし世界は狭くなってきたとは言えパースはあくまで日本人にとっては外国です。
日本で長年親しんできたライフスタイルも
場合によっては当地に合わせていく必要がありますね。

◎自分の趣味を持っている方
趣味は仕事とTV鑑賞という方はこちらでリタイアしてから暇を持て余して
かえってストレスがたまるでしょうね。
当地では趣味のサークルやスポーツ施設は安く手軽に利用できるので
多趣味の方には天国です。

◎車の運転ができる方
やはりパースは車社会です。
電車、バスも運行していますが好きな時間に好きなところに
いける車の運転は生活必需品のひとつです。

◎夫婦仲が良い方
これはパースに暮らすに限った事ではありませんが、
特に海外で暮らすとなると最後に頼れるのは近親者です。
亭主関白のカップルは上手く行かないケースが多いようです。
お互いに助け合って対等な関係の方が上手くいきますね。

◎現地の娯楽を楽しめる方
現地のTV、映画、舞台、コンサート、スポーツ観戦などを
積極的に楽しむことのできる方。
日本のTV、ビデオ、本なども当地で楽しめますが当然割高になります。

◎非完璧主義者
特に英会話は完璧に出来なくても当地の日常生活に
大きな支障は有りません。
こちらで生まれた人は英語しか出来ない人が大半です。
英語は道具だから使ってるうちに慣れてくるだろう、ぐらいの気持ちで
暮らしていけば自然と憶えるものです。
でもこれは勉強しなくて良いと言う言い訳では有りませんので念のため。

◎インターネットのできる方
パース通信の読者の方は問題ないですね。
海外生活にインターネットは必需品です。
日本との情報の距離はこれによって殆ど埋める事が出来ます。

◎日本食で無いと駄目!でない方
毎日の食事は、日本からの食材だけを使えば、当然コストは割高になります。
と言ってもお世辞にもパースには何度も行きたくなるような
レストランも多くは有りません。

食事は日本人には日本に勝るところはありませんが、
現地の食材を使って美味しい料理を工夫してください。
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2.「オーストラリアの退職者ビザについて」

2005年6月30日をもって従来のオーストラリアの退職者ビザは廃止となり
投資退職者ビザが7月1日より正式施行されました。
概要は以下のとおりです.(有限会社アエルワールドWebサイトより引用)

新退職者ビザ(Investor Retirement Visa)の申請条件は以下a〜gとなります。
 
a. 夫婦のどちらかが満55歳以上であること
b. 配偶者以外に扶養義務のある家族がいないこと
c. 健康上問題がないこと及び公益に反する経歴がないこと
d. 州政府・準州政府のスポンサーを取得すること
e. 州・準州財務省に投資すること
f. 豪州国内の民間医療保険に加入すること
g. 移民法で規定された以下いずれかの資産・収入条件を満たしていること

<資産・収入・投資条件>
(1)大都市・高人口成長都市に居住する場合
 【資 産】 75万豪$(約6,000万円)以上
 【不労所得】 年収6.5万豪$(約520万円)以上
 【債券投資】 75万豪$(約6,000万円)以上

(2)地方・低人口成長地域に居住をする場合
 【資 産】 50万豪$(約4,000万円)以上
 【不労所得】 年収5万豪$(約400万円)以上
 【債券投資】 50万豪$(約4,000万円)以上

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