レイア姫からレイの時代へ

    オーストラリアの新聞をはじめ、テレビ、ラジオ、映画、書籍などのメディアで今話題のもの、または面白い記事やエピソードを毎月1つ取り上げ、そこから見えるオーストラリア社会を在豪日本人の視点で紹介する。 第5回:レイア姫からレイの時代へ この夏は、映画『スター・ウォーズ フォースの覚醒』を観に行かれた方も多いだろう。1977~83年に公開されたシリーズ3部作、1999~2005年の3部作に続く7作目だ...

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    「パワーハウス博物館を破壊するな」

    実業家、著名人が移転反対の声  シドニー市内アルティモのパワーハウス博物館をパラマッタに移転し、跡地を再開発向けに売却するというマイク・ベアード保守連合州政権の構想は、当初博物館関係者の反発だけで反応は薄かったが、次第に博物館・美術館関係者、パラマッタ市、州議会議員も反対の声を挙げ始めた。2月18日には実業界、著名人らも「パワーハウス博物館を破壊するな」との声を挙げた。  シドニー・モーニング・ヘ...

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    【2月】最新BOOKトレンド・チェック

    読書好き集まれ! 最新BOOKSトレンド・チェック 協力:オーストラリア紀伊國屋書店(Level 2, The Galeries, 500 George St., Sydney) 本好きにとって、トレンドに取り残されてしまうのはつらいところ。本連載では、シドニーCBDに店を構え、KINOと親しまれるオーストラリア紀伊国屋書店協力の下、トレンド・キーワードとともに読み逃せない話題の3冊と、...

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    WA州労働党連邦議員引退表明

    「ショーテン党首では選挙に勝てない」と  2013年の連邦総選挙で労働党が敗北する前には主だった経験豊かな労働党議員が続々と政界を引退した。2016年の今後半年以内に行われる公算が強くなっている総選挙を前にしてWA州選出労働党下院議員の引退声明が続いており、ギャリー・グレイ議員は、「今年の選挙で労働党が勝つ見込みはほとんどない」と明言した。  シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。 ...

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    道路受益者負担、車両登録は無料に

    インフラストラクチャ報告書で勧告  インフラストラクチャ・オーストラリアは、交通インフラストラクチャとして、道路建設維持コストを受益者負担とすることで、車両登録料や燃料税を廃止することができるとの勧告を挙げている。  ABC放送(電子版)が伝えた。  報告書の勧告案は80項目近くにのぼり、経済に約400億ドルの貢献をすると同時に平均的な世帯で年間$3,000の節約になる。また、ドライバーには道路を...

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    保守連合、緑の協力で議席増も

    選挙を控えたタンブルに意外な援軍  連邦保守連合政権は、下院こそ過半数を抑えているが、上院は労働党、緑の党に諸派無所属の一部が加わって政府与党の法案をいくつも葬ってきた。しかし、ここに来て、緑の党が意外な援軍になろうとしている。  シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。  2013年選挙の際にも単一政策を掲げる泡沫政党などが互いにプレファレンス票を与え合ったため、一次得票が極端に少な...

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    【シドニー虹色通信】子どもたちに現れる変化

    プロフィル◎JCSシドニー・レインボー・ステイ・プロジェクト 2011年3月11日東日本大震災発生の年、被災児童を支援する目的でシドニーで発足した保養プロジェクト。毎年夏休み期間中に、10人の小中高校生を東北からシドニーにホーム・ステイ招待している。また毎年3月11日前後には、震災復興支援とファンド・レージングの目的で「3.11震災復興支援イベント」を開催している。シドニー日本クラブ(JCS)...

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    QLD州も繁華街暴力締め出しに

    政府、諸派支持でロックアウト法成立  NSW州はキングス・クロス周辺でのアルコール、薬物酩酊者による殺人などの暴力行為頻発に対して、酒類提供店の門限を早めるなどを定めたロックアウト法で暴力犯罪を激減させた。ブリスベンもフォーティチュード・バレーの繁華街で同じ問題に悩んでおり、NSW州の成功にQLD州労働党政府でも同様の法案を提出していた。2月17日、QLD州議会が政府法案を通過させた。  ABC放...

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    【SYD】命のためのリレー「Relay for Life」に参加しよう

    リレー・フォー・ライフ Relay for Life キャンサー・カウンシルが主宰するチャリティー・イベント。10~15人のチームを編成し、土曜の朝10時から日曜の10時まで、最長で24時間交代でトラックを歩き(または走り)続ける、「命のためのリレー」。参加者が楽しめるよう、24時間を通してエンターテインメントやアクティビティー、キャンドル・セレモニーなども用意されている。夜間はテントを張...

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    タスマニア「タスマン・ブリッジの悲劇」

    タスマニア再発見 No.90 タスマン・ブリッジの悲劇 文=千々岩健一郎 人口20万人の広域ホバートは、ダーウェントの流れを挟んで東西に大きく分断される。中心地は西側だが、東岸のクラレンス側にも30パーセント以上の人々が生活している。そして東西を結んでいるのがタスマン・ブリッジ(Tasman Bridge)だ。全長1,396メートル、往復5車線、タスマニアでは最も交通量の多い要路で、高い橋脚の上を...

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