豪州ビザ最新事情コロナ禍で影響を受けるポイント制技術移住ビザ
これまでセカンド・ワーキング・ホリデー・ビザの申請には3カ月、サード・ワーキング・ホリデー・ビザの申請には6カ月、特定の地方・地域において農業、林業、漁業、鉱業、建築などの「特定の仕事」に就いていたことが申請条件となっていました。
それが2020年1月31日以降、オーストラリア国内(地域を問わず)で、COVID-19に関連する医療系...
豪州ビザ最新事情コロナ禍で影響を受けるポイント制技術移住ビザ
2020年にCOVID-19の影響を最も受けたビザの1つが、ポイント制の技術移住ビザでしょう。サブクラス189、190、491などがありますが、189ビザに関してはスポンサーを必要とせず完全に自力で申請を行うビザであり、多くの学生がこのビザ取得を目指して日夜勉強に励んでいます。そして、190及び491ビザは州・準州にスポンサーとなって...
豪州ビザ最新事情卒業ビザならびに学生ビザに関する特別措置
通常であれば、毎年5月に発表されるはずの連邦政府の国家予算案と移民政策ですが、今年はCOVID-19の影響により10月に発表となっています。COVID-19の影響によって実際の受け入れ移民数が昨年度は減少。定数を満たさなかったことを受け、ビザ移民関連ではどのような発表がされるのか、大変気になる予算案となりました。その中...
豪州ビザ最新事情卒業ビザならびに学生ビザに関する特別措置
COVID-19により、ビザに関してもあらゆる影響を受けていらっしゃることと思います。オーストラリア国内にいる一時滞在ビザ保持者の対応が優先されている傾向にありますが、卒業ビザ並びに学生ビザに関して以下のような特別措置が発表されました。
卒業ビザ(サブクラス485)
1. 入国制限によってオーストラリア国外でオンライン学習を余儀なくされた...
ブリッジング・ビザ
一般的にオーストラリア国内においてビザ申請を行うと、ブリッジング・ビザが発給されます。現在、7種類のブリッジング・ビザがあり、それぞれ異なる条件が付帯しますが、今回はその中から比較的に発給されることが多い4つのブリッジング・ビザをご紹介いたします。
ブリッジング・ビザA(サブクラス010)
オーストラリア国内で特定のビザを申請する場合に発給されるのが、このタイプAのブリ...
地域限定ビザ
昨年11月16日の法改正によりサブクラス187 Regional Sponsored Migration Scheme(RSMS)ビザが廃止され、それに代わる地方ビザが導入されました。以前、少し触れましたが、この地域限定ビザに関するお問わ合せをたくさんいただきましたので、今月は改めてこの地方ビザについてご紹介します。
サブクラス「494 Skilled Employer Sp...
オーストラリア・学生ビザ
いろいろな国からの留学生も多く訪れるオーストラリアですが、ここ数年は学生ビザの取得もかなり厳しくなっています。その理由の1つとして、学生ビザ申請の際にGenuine Temporary Entrant(GTE)、「真面目な短期居住者」であることを証明しなければならず、この主観的な審査条件に引っかかる申請者の方が多くいることが挙げられます。今回は、このGTE条件につ...
ビザ申請の現状
今月は、Department of Home Affairsが用意した2019年度の移民統計レポートを基に、パートナー・ビザと商用ビザについて、2020年初のビザ情報をお送りしたいと思います。
パートナー・ビザ
2019年度のパートナー・ビザの認可者数は、3万9,918人でした。それに加えて、9万件近いパートナー・ビザの申請が19年度に提出されたことにより、認可者数は今年度...
特定の地方地域
今月は11月16日からの改正とその恩恵を受ける地域に関しての話です。
地方(Regional)指定地域の見直し
モリソン政権下の移民政策の一環として、ゴールドコーストならびにパースを地方地域に指定し、地方ビザの発給数もこれまでの2万3,000から2万5,000に増やすことが決まりました。地方地域への移住を促し、人材不足の軽減、教育及び医療機関、インフラ整備などの活性化を図り...
オーストラリア・ビザよもやま話
今月は亡命者・難民ビザ関連のよもやま話をお送りしたいと思います。
「ボート・ピープル」という言葉に対して、多くのオーストラリア人は大変敏感であり、あまり良い印象を持っていません。インドネシアなどのアジア諸国からボートを使って違法入国、亡命を果たそうとする難民がオーストラリアの国境を脅かすと指摘され、このボート・ピープルをいかに抑止、食い止めるかが政府の能力の...