全生涯にわたって感染するが小児で重篤な症状
2021年にはQLD州南東部でコロナウイルス感染症に似た呼吸系疾患を引き起こすRSVというウイルスが小児の間で流行するおそれがある。
ABC放送(電子版)が伝えた。
このウイルスはrespiratory syncytial virusと呼ばれ、呼吸器多核体ウイルス、呼吸器合胞体ウイルスなどの訳語が充てられている。
感染力は強く、年齢を問わず感染す...
3か月の間隔をあければ効力増大の調査報告も
オクスフォード大学/アストラゼネカ社のコロナウイルス・ワクチンは、ファイザー/バイオンテック・ワクチンに比べて効力が弱いという試験結果が出ていたが、今回2回の接種の間隔を開くとさらに効力が増すことが突き止められた。
シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。
オーストラリアではアストラ・ゼネカ・ワクチンの入荷が伸びていることから2...
「どちらが先でもいいが2週間以上間を開けること」
接種免疫技術勧告団体、Australian Technical Advisory Group on Immunisation (ATAGI)が、コロナウイルスとインフルエンザの合計3回の接種の時期について案内している。
ABC放送(電子版)が伝えた。
ATAGIは、コロナウイルスとインフルエンザの2種のワクチンの接種時期について、「どちらが先...
ただし、今後もアストラゼネカ接種計画に変更無し
オクスフォード/アストラゼネカ・ワクチンが‘南アフリカで蔓延している「南ア型」コロナウイルス変異株に対して効力が弱いと判定されたため、南アフリカでは同ワクチンの接種を遅らせている。しかし、オーストラリアでは南ア型コロナウイルス変異株が蔓延していないため、同ワクチンの接種を全国的に展開すると発表した。
シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子...
モリソン首相、ワクチン接種計画概要を発表
2月4日、スコット・モリソン連邦首相は、ファイザー・ワクチンを合計2,000万用量分確保したと発表した。
オーストラリア政府は、2021年10月までにはオーストラリアのすべての人口に接種する計画を編成しており、今回新たにファイザー・ワクチンを1,000万用量分を追加注文している。その結果、オーストラリアのワクチン総量は1億5,000万用量に相当する。
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ただし、認可受けた製品が出回るのは半年先
2月1日より低用量カンナビス・オイルが処方箋無しで薬局の店頭で買えるようになる。ただし、医薬管理局(TGA)の認可を受けた製品がまだ存在しないため、製品が出回るのは早くとも半年先になる。
シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。
一方、メーカー側は一刻も早くTGAの認可を得るため一刻を争う勢いで商品開発を進めている。
カンナビス...
オーストラリア、ノルウェーに詳細情報要求
ノルウェーでファイザー/バイオンテック・ワクチン接種を受けた高齢者がその後に死亡する事故が起きており、オーストラリア政府はノルウェー政府に事故の詳細情報を求めている。
ABC放送(電子版)が伝えた。
多人数にワクチンを接種する場合には、接種後に基礎疾患その他の症状が出たり、死亡したりする事故は必ず起きる。コロナウイルス・ワクチンの第III相までの試験...
「効力が低く、集団免疫が期待できないおそれあり」
オーストラリア・ニュージーランド免疫学会(ASI)は、「アストラゼネカ・ワクチンは効力が低く、集団免疫ができないおそれがあるため、同ワクチン配布の計画を直ちに中止する」よう呼びかけている。
シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。
オーストラリアのコロナウイルス・ワクチン接種の中心となっている同ワクチンは、第III相治験で...
2週間早めて3月初めよりTGAの認可後直ちに
スコット・モリソン保守連合連邦政権は、オーストラリア国内のワクチン接種開始時期を2021年3月末としていたが、ロシア、中国に続いてイギリス、アメリカ、イスラエルなどもワクチン接種を開始しており、重大な副作用などはほとんど報告されていない。そのため、医学専門家ら国民の間からはワクチン接種開始時期を早めるよう要求する声が高まっていた。
1月6日、モリソ...
極低温保管を必要としないワクチン開発2件など
1月3日、連邦政府は、6件のコロナウイルス関係新研究に合計1,010万ドルの研究助成金を交付すると発表した
シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。
コロナウイルス・ワクチン関係では、アメリカで開発されたワクチンのような零下70度という極低温保管を必要としないワクチン2種の臨床治験に150万ドルが交付される。
メルボルン大学...