ワンダフル・ライフ in AUSオーストラリア首相と犬
1月20日に米国の大統領が入れ替わる。バイデン氏が大統領になると、ホワイトハウスにまたペットとしてファースト・ドッグの伝統が戻って来る!と、何ともほほ笑ましいニュースを見掛けるようになった。オーストラリアの歴代首相はどうか。こちらも犬好きが多い。
モリソン首相のSNSに登場する犬のバディ
オーストラリアの首相には、住居としてザ・ロッ...
ワンダフル・ライフ in AUSディンゴ・エイト・マイ・ベイビー!
ディンゴに連れ去られて亡くなったアザレア・チェンバレインの事件が、今年になって再び話題だ。家族が当時乗っていた車が博物館に展示されたニュースや、母親のリンディ・チェンバレインのインタビューがテレビ放送されているのを見かけた人もいるのではないだろうか。
1980年に起きたこの事件は、その後長期にわ...
ワンダフル・ライフ in AUS豪州で人気の犬種トップ10(2020年上半期)
新型コロナウイルスの影響で、オーストラリアでも生活様式が変わってきている。特に外出規制の期間中は、生活がガラっと変わった人も多かったのではないだろうか。おかげで自宅で過ごす時間が増え、ペットを飼おうと考える人が今年は急増したそうだ。
そんな今年上半期のオーストラリアで、最も多く検索された480種の中から人気の犬種ト...
第21回緊急時の動物病院
先日、友人のKさんから怖い話を聞いた。Kさんが飼っている犬が、他の犬に噛みついてしまったというのだ。普段はフレンドリーでよく訓練された犬なのだが、なぜかそこにいたグレイハウンドと喧嘩になってしまい、相手にけがをさせてしまったらしい。
Kさんの夫が慌てて止めに入ったが、興奮したKさんの犬は、誤ってKさんの夫の手まで噛んでしまったようだ。休日だったために診療してくれる...
第19回カンガルーの尻尾とウサギの耳
ペット・ショップでオーストラリアらしいなぁと思うのは、カンガルーの生肉が冷蔵、冷凍のエリアに必ず置いてあること。牧場で育つ家畜とは違い、自然界で育つカンガルーには脂肪分がたった3、4パーセントしかなく、高たんぱくでビタミンやミネラルも豊富な優秀なドッグ・フードなのだそうだ。カンガルーの肉は人間の食用肉としても流通しており、知人のボディビルダーなどは、体...
第18回犬の年齢の数え方
先日、面白いニュースを見かけた。犬の年齢は、1年に7をかけて計算するとこれまで一般的に言われていたが、実は違うという研究論文が発表されたのだ。
一般的に使われていた計算方法だと、犬は1年で7歳になり、2年で14歳、10年で70歳になる。おそらく人間の寿命と犬の寿命を照らし合わせてみたところ、単純に7をかけると丁度いいということで使用されてきたのだろう。
ところがア...
第17回QLD州で犬と楽しむクリスマス
真夏のQLD州で過ごすクリスマスは、いったん慣れてしまうとこのリラックスした雰囲気がたまらない。プールへ飛び込んだり、屋外でバーベキューをしたりしながらご馳走を食べて家族と過ごすクリスマス。そして足元に寝そべるのは、家族の一員であるペットたちだ。
そんな犬たちとのクリスマスを更に盛り上げるイベントも各地で開催される。ゴールドコーストのロビーナ・タウン...
第16回クイーンズランド州の犬のイベント
今月は、犬に関するイベントがゴールドコーストとブリスベンで数多く開かれる。
ゴールドコーストでは、犬との散歩についてやドッグ・パークでのエチケットなどのアドバイスを専門家から学ぶ無料のイベント「アクティブ・ペッツ−ウォーク・ウィズ・ミー(Active Pets – Walk Me)」がロビーナ(11月10日、www.goldcoast.qld.go...
第15回犬好きにお薦めなオーストラリアのテレビ番組と動画
オーストラリアで犬やペットが登場するテレビ番組といえば、まず頭に浮かぶのはチャーミングな笑顔のおじいちゃん獣医師、ドクター・ハリーの番組ではないだろうか。
ドクター・ハリーは1990年代からガーデニング番組の「バークス・バックヤード」に登場して人気者となり、現在はチャンネル7で金曜日の夜7時に放送される「ベター・ホームズ・アンド・ガ...
第14回英語のイディオムに登場する犬たち
「犬も歩けば棒に当たる」「犬猿の仲」「夫婦げんかは犬も食わない」など、犬に関する日本語のことわざや慣用句は多い。犬という動物が私たち日本人の生活の一部として深くなじんできたという証だろう。もちろん英語にも、同じように犬に関するイディオムやフレーズがある。
「It’s raining cats and dogs」はどしゃ降りの雨が降っているということ...