州政府、オパール・タワー亀裂問題に調査命じる

    州政府の簡略建築認可制度適用の高層アパート  12月24日、シドニー・オリンピック・パークの複数の高層アパートメント・ビルの一つ、オパール・タワーの構造内で怪音がした後、建物と周辺の住民合わせて3,000人が避難した事故は建物が歪んで部屋のドアが開かなくなり、警察官がドアをこじ開けて住人を救出する騒ぎになった。翌日からはほとんどの住民が帰宅を許されたが、建物の10階が大きく破損しており、一部の住民...

     詳細を見る

    シドニー空港土壌に化学汚染の可能性

    機密文書で含フッ素泡消火薬剤汚染指摘  1940年代に3M社が開発した含フッ素化学物質は油脂も水もはじく薬剤として防水加工から石油系燃料火災用の泡消火薬剤など様々な分野に利用された。しかし、この含フッ素化学物質の毒性が問題になり始め、国内では豪空軍基地の消火演習に用いられた泡消火薬剤が地下や周辺河川を汚染していることが次々と明らかになった。  シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)は、機密文書...

     詳細を見る

    空港駅改札機改造でオパール・カード不正乗車完封

    料金不足のカードには構内機械でチャージの指示  シドニー鉄道の空港2駅で下車する場合には、オパール・カード残額が乗車駅から同駅までの乗車料金を上回っていれば下車でき、本来上積みされる空港駅利用料金はカードの自動チャージ後に差し引かれる方式になっている。ところが、この徴収方式を悪用して無記名のオパール・カードで乗車料金だけを支払い、そのままオパール・カードを捨ててしまう不正乗車が跡を絶たず、損害総額...

     詳細を見る

    シドニー都市圏の雹嵐、自動車損害保険金巨額に

    1999年以来最大の被害で大災害の宣言も  12月20日、シドニー都市圏を襲った午後の猛烈な雹の嵐は一般的なパチンコ玉大から一部の地域に降った直径8cmの氷の玉まで各所で自動車のボディや窓ガラスを破損させ、遂に「大災害」が宣言された。  この雹で自動車の窓ガラスが割れたり、ボディにたくさんんの凹みができるなどしており、保険企業各社には合計何千万ドルもの保険金請求が行われると予想されている。  AB...

     詳細を見る

    ジェットスター、消費者保護機関が「最悪返金条項」

    乗客に返金請求権がある場合にも返金拒否  全豪競争消費者委員会(ACCC)は、ジェットスター、カンタス、バージン、タイガーエア4社の「返金条項」を調査しており、乗客に返金を受ける権利が発生する場合にも航空会社が返金条件を定めたり、返金を拒否する例があるとして、ジェットスター社を「最悪の返金条項」と批判している。  ABC放送(電子版)が伝えた。  ACCCの調査の後、4社は返金条項の訂正を進めてい...

     詳細を見る

    SA州が宇宙航空局誘致合戦に勝利

    モリソン首相、新設機関をアデレードに設立と発表  12月12日、スコット・モリソン連邦首相は、新設の豪宇宙航空局の本拠地をアデレードに置くと発表した。  ABC放送(電子版)が伝えた。  この新機関にはいくつかの州が誘致合戦に参加していたが、SA州はアデレード出身のNASA宇宙飛行士、アンディ・トーマス氏を起用することで他州に先んじることができた。  現在技術革新団地として再開発が進んでいるロイヤ...

     詳細を見る

    有料道路を週$15以上利用する車両優遇措置

    NSW州政府、車両登録料の半額割引を検討  NSW州は2019年3月頃に州議会選挙が行われる予定だが、すでに保守連合、労働党の間で選挙公約合戦が始まっている。  労働党は、一旦廃止されたM4(グレート・ウエスタン・ハイウェイ)の通行料金が、M4のウェスタン・ディストリビュータやM5との直結に伴い再度復活したことに対して、「労働党がNSW州政権を執れば、M4通行料金徴収分の払い戻しをする」と発表して...

     詳細を見る

    ナナのファミリー・アップル・パイ商品が全国リコール

    大手スーパーで販売、「ガラスの破片が混入の疑い」  12月5日、ナナのファミリー・アップル・パイ(Nanna’s family apple pies)にガラスの破片が混入している可能性があるとして、同商品の全国リコールが発表された。  このアップル・パイ商品は、国内ではコールズ、ウールワース、IGA、フードランズその他の独立系スーパーマーケットで販売されている。  リコール対象になって...

     詳細を見る

    「政府の携帯通信暗号通信解読技術法は危険」

    国内ビジネスにも破局的な結果をもたらす可能性  オーストラリアの連邦政府はピーター・ダットン内務相らが推進して、携帯電話通信暗号解読技術法の制定に向かっているが、通信技術専門家は、そのような法律はオーストラリアのビジネスや産業に破局的な結果をもたらす可能性があると警告している。  ABC放送(電子版)が伝えた。  もともと暗号化されている携帯電話通信を政府機関が任意に抜き出して解読できるように暗号...

     詳細を見る

    アダニ社、カーマイケル炭鉱操業開始

    ただし自己資本投資の超小規模炭鉱  アダニ社は、オーストラリアに残る最後の未開発炭田の開発事業で炭鉱開発反対運動の標的にされてきた。一方、アダニ社はカーマイケル炭鉱の大規模開発を主張し続けてきたが、どこの銀行からも融資を受けられず、また、中国、韓国、インドでも政府筋の資金を得ることができなかった。アダニ社の炭鉱開発事業は計画以来8年が経過している。  インドの富豪、ガウタム・アダニ氏が経営する巨大...

     詳細を見る