パース近郊お出かけスポット Serpentine Falls の紹介

こんにちは、GITS International のmasaです。

今日はパース周辺の観光スポット「Serpentine Falls」を紹介します。
Serpentine Falls は、Serpentine National Park （サーペンタイン国立公園）の中にあり、主な見所として、滝と、ハイキングコース、ワイルドフラワー、そして、近くに住んでいる動物たち。お決まりのバーベキュー施設などがあります。
先週の日曜日に家族で訪れたのですが、パースから南南東方向へ55km 車で約１時間。近すぎず、遠すぎず、ファミリー向けにも大変手ごろなロケーションです。

地図：

入り口にはゲートがあり、入場には車１台につき＄１２が必要です。

まずゲートを越えると、芝生の広場があり、こちらにはテーブルと椅子、無料のバーベキュー台が設置してありました。近くにトイレも設置されているので安心です。
滝はその広場から少し離れたところにあり、滝の近くにも駐車場があります。

滝の近くの駐車場です。こちらはきちんと舗装されています。この正面奥が滝の方向です。

 

駐車場から滝までは400ｍほどで、道もこのような感じで緩やかです。

滝に近づくと、歩道が手すり付きの橋に変わります。

滝に着きました。

パースにはスワン川もありますし、湖や池などもところどころにありますが、やはり車で走っていると「乾いた大地」という印象が強いです。ところが、このSerpentine National Parkは、やはり滝があるからか、全体的に空気が湿気を帯びていて、なんとなく、日本の渓谷を思わせる雰囲気がありました。
ネットで画像を検索してみると、もっと水量が多い写真もあるのですが、私たちが訪れた時はこの程度でした。
また、驚いたのは、この橋がなんと滝つぼへ続いていることでした。

左の手すりがそのまま水の中に入っているのがわかるかと思います。なんと、この滝つぼ、夏場は泳いでもよいそうなのです。参考リンク → Serpentine Falls Day Trip, Serpentine National Park, WA ~ Travel Australia New Zealand
私の印象ですが、オーストラリアは自己責任の国です。日本であればこんな滝つぼで泳ぐことはまず許されないと思いますが、この国は自己責任で許してしまいます。なんと2011年と2013年にはこちらを訪れていた観光客が岩の上から足を滑らせて死亡するという事件まで起こっているそうなのですが、現時点では「SWIMMING RISK AREA」「DIVING RISK AREA」という看板を表示するのみとなっています。日本でこのようなことがあったら、泳ぐのを禁止にさせられるだけでなく、おそらく滝への道は封鎖されて、遠くから眺めるだけにさせられてしまうと思うので、さすがオーストラリアだな、と思ってしまいました。

ピクニック広場とカンガルー

滝を満喫した後は、ピクニック広場に戻り、家族でバーベキューを楽しみました。そして、食事中に藪の中からカンガルーが顔を出してきました。親切なおじさんが子どもたちに「あっちにカンガルーが来てるぞ！」と教えてくれました。　

以前に訪れた Yanchep National Park のカンガルーは大変警戒心が強く、近づくことすら出来ませんでしたが、ここのカンガルーは少し人に慣れているみたいでかなり近づくことができました。

 

動物好きの子どもたちは、野生のカンガルーに近づけてとても喜んでいました。

ちょっとだけハイキング

最初に滝を訪れた時に、滝の上に人がいるのを見かけました。

赤丸の部分、わかりますか？

そこで、滝の上まで行ってみようということになりました。
滝までの道に比べると、かなり険しいです。斜面も急ですし、岩もゴツゴツしています。カメラを抱え、子どもの手を引いて歩くのは結構大変でした。

だいぶ上ってきました。先ほど滝を見に行った時に通った橋が小さく見えてます。

滝の上流のところまでやってきました。ここから川沿いに下っていけば滝の上の部分にまで行くけそうでしたが、道もないような岩がゴツゴツしたところを歩かなければいけなかったのと、４歳児を連れてはちょっと危険と判断し、ここで引き返しました。

まとめ

今回は冬の訪問でしたが、やはり夏の暑い時期に涼みに来るのも良いのではないかと思いました。また、Serpentine Fallsのオフィシャルサイトによると、ワイルドフラワーの時期（９月～１１月）は特に花が美しく咲き誇るそうなので、花の時期にもまた訪れてみたいと思います。また、ゲートは８時半から開き、５時には閉まりますが、夏場の週末や祝日には、午前中に駐車場が満車になり入場制限がかかるそうなので、そういう日は11時までに訪れるように、と書いてありましたので、合わせてご注意ください。

また、パースから手近なところで子どもも楽しめるような観光スポットを見つけたら紹介したいと思います！